2024年12月06日 更新
安芸高田市がけ地近接等危険住宅移転事業補助金
安芸高田市では、市民の安全を守ることを目的として、がけ崩れなどにより市民の生命に危険を及ぼすおそれのある区域から住宅を移転する所有者に対して、移転費用の一部を補助する制度を創設しています。
概要
がけ崩れなどの危険性がある区域内に建築されている住宅について、その住宅の除却に要する費用や、移転先の住宅の建築、購入(これに必要な土地の取得を含む)及び改修に要する資金を金融機関などから借入れた場合に、その借入金利子額の一部を補助する制度です。
対象
次のいずれかの区域にある住宅で、当該区域に指定される前から建築されているものであり、当該指定により建築制限の基準に適合しないこととなった住宅が対象となります。
(1)急傾斜地崩壊危険区域 (急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律第3条)
(2)がけ条例建築制限区域 (広島県建築基準法施行条例第4条の2)⇒広島県建築基準法施行条例第4条の2について(広島県のホームページ)
(3)土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン) (土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律第9条)
(4)基礎調査が完了し土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)に指定される見込のある区域
※土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)は、「土砂災害ポータルひろしま」(広島県のホームページ)で確認できます。
(5)過去3年間に災害救助法の適用を受けた区域
なお、移転先の住宅を新築する場合には、次の要件に適合するものでなければなりません。
要件1:原則として、土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)外に建築すること。
要件2:原則として、建築物エネルギー消費性能基準に適合させること。
要件3:危険住宅の除去後、危険住宅跡地に住宅を再建築しないこと。
補助金額
対象となる住宅に対して、次のとおり補助金を交付します。
(1)除却等費
・除却費
補助限度額:国が定める住宅局所管事業に係る標準建設費等により算出した除却工事費(1戸当たり)⇒【国土交通省】住宅局所管事業に係る標準建設費等
・引越費用等(動産移転費、仮住居費、その他移転に伴う経費)
補助限度額 97万5千円(1戸当たり)
(2)建物助成費(移転先の住宅の建築費、購入費、これに必要な土地取得費、改修費に要する借入金の利子相当額)
補助限度額 建物465万円、土地206万円、敷地造成60万8千円(1戸当たり)
※補助対象の要件を満たしているか確認する必要がありますので、制度の活用を希望される方については、事前にご相談ください。なお、補助申請の受付については、予算措置を伴いますので、相談があった年度の翌年度以降になることがあります。
様式
お問い合わせ
建設部 管理課
窓口:安芸高田市役所 本庁第2庁舎 1階( 庁舎案内 )
FAX0826-47-1206