○安芸高田市空き家情報バンク登録奨励金交付要綱
令和4年3月1日
告示第19号
(趣旨)
第1条 空き家の適正な管理及び活用の促進を図ることを目的に、予算の範囲内において、安芸高田市空き家情報バンク登録奨励金(以下「奨励金」という。)を交付する。
(1) 空き家 住宅用の建築物であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるものをいう。
(2) 空き家情報バンク 安芸高田市空き家情報バンク制度要綱(平成17年安芸高田市告示第69号)に規定する安芸高田市空き家情報バンク制度をいう。
(3) 空き家所有者 空き家に係る所有権を有する者で、当該空き家を売却し、又は賃貸を行うことができる者をいう。
(4) 不動産業者 公益社団法人広島県宅地建物取引業協会又は公益社団法人全日本不動産協会広島県本部の会員である者をいう。
(対象者)
第3条 奨励金の対象となる者は、空き家情報バンクにお問い合わせ先として不動産業者を登録した空き家所有者とする。
(適用除外)
第4条 市長は、前条の規定にかかわらず、次のいずれかに該当する者には奨励金を交付しない。
(1) 過去にこの要綱による奨励金の交付を受けたことがある空き家を登録する者
(2) 空き家情報バンクに登録される以前に契約が成立している者
(3) 空き家所有者が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員である者
(4) その他市長が適当でないと認めた者
(奨励金の額)
第5条 奨励金の額は、50,000円とする。
(奨励金の交付申請)
第6条 奨励金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、空き家情報バンク物件登録通知のあった日から3月以内に空き家情報バンク登録奨励金交付申請書(様式第1号)(以下「申請書」という。)に空き家情報バンク物件登録決定通知書の写しを添付し、市長に提出するものとする。
(奨励金の交付決定)
第7条 市長は、申請書の提出があったときは、その内容等を審査の上、奨励金の交付の可否を決定し、その結果を空き家情報バンク登録奨励金交付決定・不決定通知書(様式第2号)により、申請者に通知するものとする。
2 市長は、請求書の提出があったときは、奨励金を支払うものとする。
(奨励金の返還)
第9条 市長は、交付決定者が、次のいずれかに該当すると認めたときには、奨励金を返還させることができる。
(1) 虚偽又は不正の事実に基づいて奨励金の交付を受けたとき。
(2) 空き家情報バンクへの登録日から6月を経過する日までに、登録を取り消したとき。ただし、売買又は賃貸借契約が成立した場合を除く。
(3) 第4条各号に該当することが判明したとき。
(報告・調査及び指示)
第10条 市長は、奨励金の交付に関し、必要があると認めるときは、交付決定者に対し当該奨励金の交付に係る書類等の提出を求め、必要な事項を指示することができる。
(その他)
第11条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この要綱は、令和4年4月1日から施行する。
(安芸高田市空き家バンク登録奨励金交付要綱の廃止)
2 安芸高田市空き家バンク登録奨励金交付要綱(平成29年安芸高田市告示第26号。以下「旧要綱」という。)は、廃止する。
(適用除外)
3 第4条の規定にかかわらず、廃止前の旧要綱の規定により、奨励金の交付を受けた空き家を登録する者は、奨励金を交付しない。
附則(令和6年1月9日告示第2号)
この告示は、令和6年1月9日から施行する。
