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2014年07月07日 更新

安芸高田市が保有する公共施設の更新に係る費用推計

 安芸高田市は、公共施設(行政財産)として327施設、延床面積277,192.9㎡の建物を保有していますが、これらの建物は築年数を経過するごとに劣化し、耐用年数を迎えれば、建替えや除却などの選択を迫られることになります。そこで、平成25年度に実施した安芸高田市公共施設現状分析調査結果を基に、インフラ資産等を除く277施設、延床面積271,619.1㎡の建物を維持し続け、同じ規模や仕様で更新する場合、どのくらいの費用が必要になるかを試算しました。

 その結果は、今後40年間の更新・大規模改修費用の推計額は、総額1,074億5,000万円、年平均で26億9,000万円にのぼることとなりました。

 

(更新費用試算ソフトについて)

 今回の推計では、一般財団法人地域総合整備財団が作成した「公共施設更新費用試算ソフト」を使用して、平成25年度から平成64年度の40年間で発生する費用を試算しました。

 

(更新・大規模改修費用の将来推計の試算方法について)

 更新については、建築した年から、鉄筋コンクリート造などの建物における一般的な耐用年数である60年が経過した後に、現在と同じ規模や仕様で建て替えることとし、その建替えにかかる期間を3年間と仮定しました。

 また、更新までの間に、建物を持たせるための大規模改修を1回行い、建築した年から30年で行うこととし、改修にかかる期間を2年間と仮定しました。

 なお、既に大規模改修を行う30年や、更新を行う60年を経過している建物については、今後10年間で平準化して改修や更新を行うと仮定しました。

 

(更新及び大規模改修単価について)

  更新及び大規模改修に係る単価は、大分類別に次の建設単価を用いて試算しました。

区分

更新

大規模改修

市民文化系、社会教育系、行政系等施設

40万円/㎡

25万円/㎡

スポーツ・レクリエーション系等施設

36万円/㎡

20万円/㎡

学校教育系施設、子育て支援系施設等

33万円/㎡

17万円/㎡

公営住宅

28万円/㎡

17万円/㎡

公共施設の更新に係る費用の簡便な推計について.pdf (2.1 MB)

 

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