2008年11月25日 更新
阿賀城山よりの眺望
夏の間に茂った登山道の雑草整備が10月より始まりました。整備のたびに頂上から見る下根の眺めは、その季節ごとに様々な景色を楽しませてくれます。
このたびは、11月22日(土)に整備の際に頂上より見えたすばらしい景色をご紹介します。この日は、県内たくさんの野山を散策され、植物に大変お詳しい「日本自然保護協会会員・自然観察員の加藤正嗣先生」にもご参加いただき、15名ほどで8時より整備を開始しました。途中で登山道に自生する木々に名札をかける作業も同時に行いながらの登山です。
1時間10分程で山頂へ着くと、眼下には霧の海が立ち込めており、なんとも幻想的な景色が広がっていました。朝日も射す中、紅葉真っ只中の山の鮮やかな色と、真っ白な霧の海とのコントラストが目に飛び込みます。県内では、三次の「霧の海」が有名ですが、こんな身近な場所で見ることができるなんてとても感激しました。
この「霧の海」は、放射冷却により山間部や盆地で見られる気象現象の一つだそうです。9時頃に山頂到着を目指して出発してみてはいかがでしょうか?運がよければ見ることができるかも知れませんよ。
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