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2015年03月25日 更新

市長コラム第13回 「行政」と「議会」は車の両輪の関係

 私は、民主主義の発展には、行政と議会の正常な関係が最も大切であり、必要不可欠な要件であると考えております。市民の皆さんにとって大切な事業を、「行政」と「議会」という別の組織で二重のチェックをし、より確かな事業として実施しております。市長として行政を預かる私はもちろんのこと、議会を運営する議員の皆さんも、4年ごとに市民の皆さんの審判を受けています。

 行政としては、政策(マニフェスト)や施策評価、費用対効果、市民の皆さんの要望、必要経費などを参考にして、議案として取りまとめ議会に提出します。議会は事業の執行権、議案の提案権はありません(議員立法という例外はあります) が、審議・議決する権利があります。行政が提出した議案を角度を変えて審議・議決します。議案が賛成多数で可決されれば、行政は事業の実施に移ります。反対多数で否決された場合は、法案の修正をして再度提出するか、事業の実施を断念するかの選択になります。

 いずれにいたしましても、「行政」と「議会」は車の車輪のように、それぞれの使命により、市民の皆さんの付託に答えるべく努力する必要があると考えています。

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