2015年03月17日 更新
市長コラム第38回 「学習補助員の配置」の効果
先般、広島県教育委員会より、平成23年度学力調査の結果が公表されました。安芸高田市は、広島県23市町のうち、小学校は国語1位、算数2位、中学校は、国語5位、数学6位、英語5位でありました。小中学校とも、広島県内で上位の学力水準だということで、大変喜ばしいことであります。
この要因は、教職員の教育に対する熱意と保護者の皆様のご協力の賜物ですが、私はもう一つの大きな要因として、平成20年度から実施した「学習補助員の配置」の成果が出てきているものと考えております。担任教師と「学習補助員」の協働により、個に応じたきめ細やかな指導ができるようになりました。保護者の皆様からも、効果的で成果が出ているとのご意見を賜っており、今後においても、継続して実施していきたいと思います。
「学習補助員の配置」は、私のマニフェストの一つであり、安芸高田市独自の事業として、平成20年度から実施しております。原則各小学校に1名の配置をしておりますが、今年度から児童数の多い学校については2名の配置としております。中学校への配置については、もう少し現状の成果を見据えて方向性を出していきたいと思います。
学校教育のレベルアップは、若者定住を促進する上においても大切な要件であり、将来の安芸高田市を支える必須の課題であります。平成22年度に策定した「安芸高田市教育振興基本計画」の中で、基礎的・基本的な知識技能の習得、思考力・判断力・表現力の育成、学習意欲の確立のための有効な手段として、「学習補助員」を配置し、学習意欲や学力向上を推進することを明記したところであります。「学習補助員」と担任教師との協働により、安芸高田市の教育のさらなるレベルアップを図りたいと考えております。
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