2015年02月04日 更新
市長コラム第71回 「安芸高田市ふるさと応援の会」の役割
安芸高田市には、戦国武将毛利元就の史跡をはじめ、神楽・田楽等の伝統文化や土師ダム・湧永庭園等の景勝地、自然豊かな田園風景があります。また、サッカーのサンフレッチェ広島、ハンドボールの湧永レオリックといった日本を代表するスポーツの練習拠点施設があります。この素晴らしい地に育った人々の結束は安芸高田市のまちづくりに欠かせない財産であると思います。
現在、安芸高田市で暮らしておられる皆さんは無論のこと、ふる里を離れてご活躍の皆さん、安芸高田市にゆかりのある皆さんにより、安芸高田市のまちづくりを応援して頂く目的で、「安芸高田市ふるさと応援の会」が平成23年8月に結成され、会長に立川哲男氏(美土里町出身)が選出されました。会員の皆様とは、広報あきたかたを通して定期的に安芸高田市の四季折々の素晴らしい情報を提供することで一層、絆を深めていきたいと思います。現在、会員数は2,238名(安芸高田市901名、広島市他1,016名、県外321名)です。平成24年11月には、広島支部(会員約800名)が設立され、支部の会長に広島経済大学教授の川村健一氏(吉田町出身)が選出されました。今年8月には関東支部(仮)(会員約200名)が設立される運びとなり、その準備が進んでいます。設立準備会の会長である経営コンサルタントの吉川京二氏(向原町出身:元ブリヂストン東北・北海道支店長)を始め、多くのみなさまにご尽力を頂いているところです。
「安芸高田市ふるさと応援の会」の発足に当たっては、吉田高校や向原高校の同窓会の皆様に大変お世話になりました。また、関東支部(仮)の設立に当たっては、ひろしま安芸高田神楽東京公演が関東在住の会員の結束の一役を担いましたし、平成23年のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」による吉田高校神楽部や市入祭の子供歌舞伎の放送を通して安芸高田市の知名度が全国的に上昇し、広島市域・関東圏にお住まいの安芸高田市出身者による結束がより高められたことは確かであります。
「安芸高田市ふるさと応援の会」は、サンフレッチェ広島・湧永レオリックの応援、広島市から安芸高田市への観光ツアー参加呼びかけの実施、ひろしま安芸高田神楽東京公演への鑑賞協力等積極的な活動をされておられます。今後においては、広島市域・関東圏等での安芸高田市の農産物・特産品販売や安芸高田市の文化芸術の発信の窓口としてもご活躍いただきたく、期待をしています。また、安芸高田市の出身者やゆかりの方の中には、社会貢献活動や企業活動で活躍されている著名な方が沢山おられます。安芸高田市への企業誘致、まちづくりのアドバイザーとしても協力いただきたいと期待しています。いずれにいたしましても、全国の安芸高田市のゆかりの者が、オール安芸高田の精神で結束していただくことが、ふる里、安芸高田を守ることにつながると信じており、市としてもしっかり連携して参る所存であります。
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