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2015年03月25日 更新

市長コラム第20回 「24時間保育」体制の確立

 昨今の大変厳しい社会状況の中で、子育てをされている若者の共働きが多くなっています。少子高齢化対策としての「若者定住」を促進するには、若者が安心して働ける環境づくりの一つとして、行政の保育支援が大切だと思います。

 安芸高田市の現在の保育時間の状況は、平日は午前7時30分から午後6時30分まで(私立はおよそ午前7時30分から午後7時まで)です。また、児童館・児童クラブは平成22年度から前後30分延長して午前8時から午後6時30分としたところです。

 私は政策マニフェストに「24時間保育」を掲げ、平成22年度の新規施策として、土・日・祝日も含めた24時間保育体制を施行します。これは、保育所などの時間延長や新たに施設を設けるものではありません。具体的には、現在、社会福祉協議会に委託している、子どもを保育提供会員である市民に一時的に預かってもらうという「ファミリーサポート事業」の利用時間を拡大し、「宿泊預かり」と「病後児預かり」を追加するものです。この体制を実施するために市民の皆さんには「保育提供会員」になっていただくようご協力をお願いしたいと思います。現在、会員を募集しており、夏休みを目処に実施出来るよう進めています。

 子育て支援は、安芸高田市の将来を見据えた大切な事業です。市民の皆さんのご協力とご理解を賜れば幸いであります。

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