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2015年03月25日 更新

市長コラム第7回 安芸高田市の「財布」の中身

 安芸高田市の一般会計の借金は、平成21年3月末現在で360億円(概ね6割が交付税として国から補助されるため実質は144億円)あります。平成22年3月末には347億円の見込みとなることから、平成21年度は13億円借金を返済したことになります。

 また、実質公債費比率(市の収入に対する借金の返済割合)は19.2%で、注意区域(18.0%〜25.0%)に達していることから、今後、平成26年度までに借金を288億円まで減らし、健全区域(18.0%未満)の17.8%になるよう健全化計画を定めています。(三次市18.9%、庄原市23.1%、北広島町22.2%、安芸太田町20.1%〈H19年度決算〉)

 このような中、財政を健全化しながら、私の公約マニフェストの実現及び市民の皆様の要望の強い主要事業の実現に向け努力していきたいと思います。そのためには、補助金のほか、返済の7割が国から補助される合併特例債や過疎債などの有利な資金が使える平成25年度までに、火葬場や下水道水洗化などの課題を解決していきたいと思います。ちなみに、財政力指数(1に近いほど余裕がある)は0.36で、大半を国に依存して行かなければ財政運営が出来ないのが現状であります。

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