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2006年10月25日 更新
「論山堤(ろんざんづつみ)と新溝(せめぞ)」に先人の偉業をしのぶ
大土山の西麓、論山堤一帯は四季を通じ風光明媚で静寂の地として親しまれています。この論山堤は、今から290年余前の正徳3年(1713)、時の庄屋喜久武右衛門が、旱害(かんがい)で苦しむ坂村尾原(おわら)地域に水を引くために、小反田池を何十倍にも拡張して、大土川の中流から幅1m、約3kmにも及ぶ水路(新溝)を難工事のすえ完成させ、尾原地域の水不足を救ったかんがい用ため池です。
坂中地域振興会の有志は、10月22日地域内の史跡めぐりの行事として、この論山堤および新溝、尾原池を見学し、改めて先人の偉業を偲びました。また当日は、特色ある地域づくり助成金で登山道を整備した久志城へも登りました。
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