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2005年01月05日 更新

振興会の概要

生桑振興会の生い立ち

 平成15年3月、旧生桑小学校は町内4小学校の統合により100余年に及ぶ歴史に幕を閉じた。また、平成16年2月には、市町村合併により、安芸高田市が誕生した。
「小学校の統合」「市町村合併」は高齢化、過疎化の進む中山間地域にとっては大きな痛手であり、自分たちの学び舎がなくなる「淋しさ」と合併により周辺部におかれる「不安」が重なっていった。このままでは、住民の意識も沈滞し、地域崩壊につながりかねない、今地域が立ち上がらなければということから、美土里町では4つの旧村単位による自治振興組織の立ち上げを進めていった。
 生桑地域では既に6つの福祉区からなる生桑コミュニティ組織が確立されていたものの、地域間を有機的に連携するものには至っていなかった。しかしながら、「小学校の統合」「市町村合併」を控え、自分たちの身近なこと、とりわけ、小学校の跡地利用や合併後の地域のあり方を検討する中で、自分たちの地域を守る「自治意識」の高揚が図られていった。平成14年9月には、地域の課題を地域住民と行政が共に汗をかきながら解決する、「協働のまちづくり」を行う目的で「生桑振興会」が発足し、現在に至っている。


主な活動

旧生桑小学校の管理
 廃校になった旧生桑小学校の見回り点検を行っている。日常の点検と年に数回の清掃。

市道の維持管理
 生活道路である市道の維持管理を行っている。主には道路沿線の草刈と陥没した舗装補修。日常利用している道路を自分たちがきれいにすることで、気持ちよく利用できる。また、維持管理費は福祉区にとっての貴重な収入源である。

生桑ふれあい祭の開催
 生桑地域挙げてのイベント。地域伝統芸能の披露をはじめ、バザー等の出店による地域間交流を目的としたもの。将来的には、地域外との交流も視野に入れている。

青野民俗資料館保存事業
 個人所有である民俗資料館が老朽化し、雨漏りの状況下にあった。加えて、所有者が高齢化であり、当振興会に対し、茅葺民家建物及び収蔵民具の無償提供の申し出があった。これを受け、貴重な文化財を保存、継承していくため、茅葺屋根の修繕事業に着手する。

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