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1.地域の状況
 本郷地域は安芸高田市の北西部、美土里町の西部に位置し、地域の南部を東西に中国縦貫道が貫き、広島市から約60キロメートル、三次市から約35キロメートルにあり、5福祉区からなる旧本村の集落である。
 昭和31年の町村合併により美土里町本郷となり、市制発足前の旧町時代は町の中心部であった。
 地形的には東西約7.2キロメートル、南北約4.5キロメートル、総面積119.4平方キロメートル、そのうち山林が大部分を占める。代表的な河川に本村川があり、川の流域に帯状の耕地が形成されている、緑豊かで風光明媚なところである。
 また、純農村地帯であるが、専業農家は極少数で、大方の者は近隣の市町に勤めている。

2.本郷地域づくり協議会発足の経緯
 当地域も過疎・少子・高齢化が加速し、荒れた耕地や休耕田が増え、行政任せの福祉から地域福祉対策が迫られ、加えて少子化による学校統合問題が起きてきた。地域もかつてもような人と人との触れ合う交流や「自分たちの地域は自らの力でつくる」といいた姿勢も減退する中で、市町村合併の機運が高まり、将来に対する不安的な状況が見られるようになった。
 そこで、この状況をなんとかしようと、平成13年7月に本郷地域の振興と福祉の向上、人々の活発な交流、地域教育力の向上等を求めて、5福祉区(コミュニティ)をベースとした「本郷地域づくり協議会」を発足させた。平成14年9月には長期展望にたった「本郷地域振興プラン」やそれに基づいた「本郷地域活性化プラン」を作成し、これに基づいて今日の活動を展開している。

3.活動の状況
 小単位の福祉区ごとの活動や協議会の各部活動を計画に展開しているが、中でも、旧小学校跡地利用の問題については精力的に取り組んでいる。
 平成15年3月に旧町内にあった4小学校が統合し、美土里小学校が発足した。小学校があったところはそれぞれの地域の中心部で、子供の声が賑わい、人々の交流が盛んに行われていた。学校閉校に伴い地域が廃れていくことを憂い、跡地を利用した活性化を図ることが急務となってきた。
 本郷小学校跡地利用については、これまで地域住民の声を聞くためにアンケートを実施したり、毎年各福祉区における住民学習会等で議論を積み重ねてきた。
 当地域では現在、小学校跡地を地域活動の拠点と位置付け、生活の基盤づくり、地域の文化活動の活性化、地域福祉と交流、アメニティー事業の推進、地域の情報発信等を図る活動を目的にプランの具体化に取り組んでいる。
 最近も地域づくり協議会と市長を交えた当局との協議会を実施したところである。また、当地域は神楽の盛んなところであり、地域内には神楽門前湯治村があり、この施設とタイアップしながら地域の活性化を図りたいと考えている。
年間行事  
5月20日 本郷地域づくり協議会 総会
6月20日 旧本郷小学校周辺の草刈、校舎内外清掃作業
7月17日 “ほんむら”グランドゴルフ大会
7月24日 「美土里町出身者の会」との交流
8月5日 先進地視察
10月5日 自治懇談会(市長を招いて)
10月24日 高齢者との集い

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