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土師大迫古墳(八千代町)

 現在、土師ダム河川敷内に位置する径約12m、高さ約3mの円墳で、主体部は胴張り長方形の平面をなした横穴式石室です。県内では唯一石室内面に赤色顔料の彩色があり、文様というよりむしろ全面に塗布された可能性が高いと考えられています。須恵器(杯・高杯・平瓶など)、耳環、勾玉、ガラス小玉、鉄鏃(てつぞく)などが出土し、6世紀後半の特徴を示しています。現在石室は保存処理をしたのち、埋め戻されています。

 

指定年月日:昭和48年3月28日

所 在 地:八千代町土師

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