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宍戸隆家夫妻の墓(甲田町)
宍戸元源の孫にあたる隆家は、父元家の早世により若くして当主となりました。毛利元就の長女五龍局と結婚し、以後、毛利氏一門の重臣として、元就、隆元そして輝元に仕え、隆元、元春、隆景に次ぐ毛利4本目の矢として毛利氏を支えました。文禄元年(1592)76歳で没し、法名は「天叟覚隆大居士」、墓所は五龍城から約2km離れた山中の天叟(てんそう)寺跡にあります。並び建つ墓碑は元就の長女ではなく隆家の後妻のものです。
指定年月日:昭和44年4月 所在地:甲田町上甲立