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 毛利氏重臣渡辺氏の城と伝えられます。丘城と呼ぶにふさわしい独立した低く長い丘陵上に築かれ、城の遺構は東西700mに及びます。城跡は3地区に分かれており、小規模な竪堀(たてぼり)などの遺構が多く残っています。渡辺氏は、毛利元就が本家を相続した翌年の大永4年(1524)、元就の弟元綱擁立を企てたため、一族が滅ぼされます。北麓には一族を弔ったと伝わる渡辺七人塚(市史跡)があります。

 

指定年月日:昭和44年4月  

所 在 地:甲田町下小原

 

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