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面山城跡(高宮町)
佐々部氏の遺跡
戦国時代に佐々部を本拠とした領主、佐々部氏の城です。佐々部氏は16世紀初頭までは高橋氏に属していましたが、享禄3(1530)年頃の高橋氏滅亡後は2家に別れてそれぞれ毛利氏と宍戸氏に属し、その頃面山城から南の牛首城に移ったと言われています。城は南を向き、7つの郭と堀切で構成されており、主郭下の鋭い斜面からも実戦的な山城であったことがうかがえます。
指定年月日:昭和61年2月7日
所 在 地:高宮町佐々部