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 この小堂は自休観音堂ともいわれています。中世には品慶寺(本現寺ともいう)という寺院があり、僧自休の開基と伝わります。自休は室町時代の禅僧で、京都大徳寺の僧もしくは鎌倉建長寺の蔵主として、一休和尚とも交流があったともいわれています。周囲に五輪塔などを残しており、お堂の中には自休の位牌が安置されています。建物は、天和2年(1682)に八幡社として建立されたものを、宝暦9年(1759)に現在地へ移築したものと伝えられています。

 

指定年月日:昭和46年4月20日  

所 在 地:八千代町佐々井

 

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