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春日神社の神儀(甲田町)
高田原にある春日神社氏子による神儀奉納で、古くは9月29日が祭日でしたが、現在は毎年11月3日(文化の日)に行われています。神儀の様式は地域によって違いがあるものの、昭和42年発行の「甲田町誌」に一例として次のように記述されています。
●当日の儀 「当日は早くより氏子より供進する初穂を三宝に飾り、昼過ぎより行列を整え、笛、太鼓、手打鐘に囃し立て社参する。神門に至れば猿田彦獅子囃しに合わせて舞いつつ参進。神殿を一回りして献饌を了し、神職の祝詞、次いで広庭に賑々しく舞うこと二仕切にて神儀終了。神酒をいただき退散。」
●行列 「イ、先駆 氏子総代(乗馬の場合もあり) ロ、白刀(帯刀) ハ、榊 神職前後に奉仕 ニ、神饌 奉仕者一同榊饌を口にす ホ、猿田彦 ヘ、獅子 ト、笛 チ、太鼓 リ、鉦 ヌ、手打鐘 ル、氏子総代 オ、氏子一同」
指定年月日:昭和49年9月1日
保護団体 :春日神社神儀保存会
公 開 日:11月3日