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毎年9月22日の夜、佐々部八幡神社へ奉納される神楽で、神楽団所有の明治13年(1880)の墨書がある「神楽台本」には「神降し」以下19曲の演目の詞章が記載されており、それらは村内の築地某が、石州邑智郡上田村大宮司三上紀伊守真名井から教えられた旨が記されています。このことから本神楽は、石見神楽の阿須那系の正統を伝えるものと評価できます。



【佐々部神楽団の紹介】
◆ご紹介
所伝によれば、神社古文書により、江戸時代中期頃、羽須美村の斉藤宮司並びに三上宮司より伝授され、現在に至っています。

昭和29年(1954) 神楽「鍾馗」が広島県無形民俗文化財に演目指定されました。

◆主な上演演目
神降し、神迎え、胴の口、田草、鍾馗、天の岩戸、大江山、塵倫、天神、八幡、山伏、恵比寿、戻り橋、日本武尊、紅葉狩り、悪狐伝

◆公開日程
11月2日 式敷八幡神社・神楽奉納

 

指定年月日:昭和54年3月26日

保護団体:佐々部神楽団

 

◆場 所 安芸高田市高宮町佐々部
◆県指定 昭和54年(1979)3月26日指定

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