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毎年9月に西尾山八幡神社に奉納される神楽です。

文政2年(1819)4月に高田郡北村(現美土里町北)から提出された「国郡志御用二付下調書出帳」に、当社祭礼の前夜「村内少壮者にて異形の鬼面被、舞申候」とあり、その「舞申候」の「舞」は、おそらく現在の神楽にあたるものと考えられます。

八幡神社の当時の神官は、三上志摩なる人物であることから、この神楽は三上家の指導する阿須那神楽を伝えるものと思われますが、生田の川角山八幡神楽に比べ、演目名は同一であっても、演技の型・囃子の調子・詞章の内容等の点において異なるところが多く、同じ阿須那系神楽でも本神楽には新しい改革の手が多分に加えられた、いわば阿須那の別系とも称すべき神楽であると言えます。

 

指定年月日:昭和54年3月26日

保護団体:西尾山八幡神楽保存会

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