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 毎年9月14日の夜に原田八幡神社に奉納される神楽です。
 所伝によると、本神楽は明治初年ころ原田村の木原某が川根の神楽を習得し、村内に広めたものといわれています。
 幕末のころは石見神楽の全盛期で、高宮の者でこれを習う者が続出したとのことで、このうち山根からは坂口格太ら5名の者が、梶矢からは河内甚右衛門ら数名の者が、石州邑智郡の神職斎藤氏に 

 伝授され、それを伝えたものが現在の山根・梶矢神楽であるといわれていることから、本神楽は邑智神楽の系統をひくものということができます。

【原田神楽団の紹介】

◆ご紹介

原田神楽団は原田八幡神社を守護神として祭礼にいそしんでおり、上演可能な演目は17以上のものを保持しています。現在旧高田郡一円で舞われている神楽は八調子の高田神楽と呼ばれ、矢上系神楽が六調子の緩やかなテンポであるのに比べて勇壮で変化に富んだものになっています。

郷土芸能の伝承、後継者の育成、地域文化の更なる発展を目的に、団員一同地域の皆さんの支援を励みに頑張っています。

 


◆主な上演演目

桜井の駅、大江山、戻り橋、滝夜叉姫、塵倫 他12演目

 

◆公開日程

9月 原田八幡神社祭り・神楽奉納

 

指定年月日:昭和54年3月26日

保護団体:原田神楽団

 

◆場 所 安芸高田市高宮町原田
◆県指定 昭和54年(1979)3月26日指定

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