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神楽-神迎え-(美土里町)
八百万(やおよろず)の神々を神楽殿に迎える舞で、直垂(ひたたれ)に面をつけない4人の舞人が、幣(へい)と鈴、幣と扇子を持ち、神楽殿の四方で舞う古式豊かな儀式舞で、11月の祭礼で奉納されます。
この舞は「四座の舞」と言われるように、東西南北の四方、春夏秋冬の四季をあらわし、舞も「道行」「神舞」「八花」からなり、さらに五行のうち木火金水の四つを配し祀ります。土のみは中央におき、その上方に神灯を掲げて土の神(埴安神(はなにやすがみ))を祀り、あわせて天神地祇(てんしんちぎ)を迎えるという、重要な意味を持つ神楽です。
指定年月日:昭和29年4月23日
保護団体:青神楽団