都会にはないもの

安芸高田市の地域おこし協力隊の一員である福岡 奈織さんの家を訪問させていただきました。

福岡さんが住んでいるところは、人口は少ないですが、たくさんの緑で溢れていてとても景色が綺麗な地域です。

実は、福岡さんは、去年の夏にこの地域に引っ越されたばかりで、それまでは広島市内で働かれていたそうです。

家も元々そこに住んでいた方の古民家を買い取ったそうです。

部屋の中は、以前住んでいた人が使われていた空間を、うまく取り入れた生活スペースが広がっていました。

私たちが訪問したとき、家の離れのことを教えていただきました。

この離れはとても綺麗な景色が見える畳の部屋で、今後、宿泊施設として使用されるそうです。

家の離れを宿泊施設として使用されるのはとても素敵なことだと思いました。

福岡さんは都会からいきなり田舎に引っ越されました。

決して便利ではないけれど、都会の堅苦しいものなどに縛られたりせず、地域の交流を大切にして、のどかに過ごす生き方もあることを知ることができました。

正直今までは絶対都会で住む方が便利で住みやすいと思っていました。

しかし、この時福岡さんの話を聞いて田舎暮らしにとても憧れを持ちました。

この体験を経て、今までは

「こっちの方が絶対いい！」

など、固定した考え方や価値観を持っていたのですが、もっと色々なところに目を向け柔軟に物事を考えることの大切さがわかりました。（神野）