2024年04月09日 更新
メロディーロード
安芸高田市吉田町と島根県邑智郡邑南町を結ぶ主要地方道吉田邑南線は、「陰陽神楽街道」と命名されています。
この「陰陽神楽街道」沿線の地域活性化を図ることを目的として、関係機関や地元等のご協力のもと、メロディーロードが完成しました。
メロディーロードとは?
アスファルト道路の路面表面に横方向の溝を決められた間隔で設置(切削)し、車両が通過する際のタイヤと路面との間で発生する走行音を使って、メロディーを奏でるものです。
設置(切削)する溝の間隔で音階を、溝の幅で音量の強弱を作って、メロディーとして聞こえてくるものです。
聴ける場所
主要地方道吉田邑南線下り線
(安芸高田市美土里町横田 神楽門前湯治村手前約2km)
延長約270m(演奏時間:時速50km走行時で約19秒)
なお、大型バス等、エンジン音の大きな車両やバイクでは聞こえない場合があります。
奏でるメロディー
多くの神楽の演目で流れる「鬼の登場シーン」での、笛、鐘、太鼓のメロディー。
進行方向左側では笛と鐘の音が、右側では太鼓の音が流れます。
Special Thanks.
他のメロディーロードでは音楽の楽譜を再現しますが、神楽の演奏については人から人への伝承のみで、楽譜といわれるものがありません。
そのためメロディーの作成にあたって、広島大学大学院教育学研究科の徳永 崇 准教授にご尽力をいただきました。
メロディーロード前に描かれた太鼓のイラスト。このほかに、鐘と笛のイラストもあります。
打始め
打切り
陰陽神楽街道で奏でられるメロディーの原案となった横田神楽団の「紅葉狩り」の鬼の登場シーン。
※携帯・スマホで、メロディーロードの原案となった動画をご覧になりたい方は、下記リンク(安芸高田市観光協会HP)をクリックしてください。
メロディーロード地点 広域地図(陰陽神楽街道路線図)
メロディーロード地点 詳細地図
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