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2020年12月22日 更新

平成30年火災発生状況

1 火災

(1)火災件数は44件で前年より26件増加

  種別で見ると、建物火災5件、林野火災2件、その他火災が19件増加しました。

  火災件数が増加した要因としては、特にその他火災が大幅に増加していることから、枯草焼きを   

 行う際の不注意が増加に繋がっていることが伺えます。

 

(2)損害額は減少、死者は0名

  損害額は8,158千円減少し、8,794千円でした。火災による死者は0名で前年より1名減少とな

 りました。

  損害額の減少の要因として、焼損建物が空き家、倉庫等であることが考えられる。

 

(3)出火原因は「ゴミ焼き」、「たき火」が上位

 出火原因別にみると、「枯草焼き」が17件、「ゴミ焼き」は9件で上位を占めています。

 特にその他火災は、30件のうち「枯草焼き」12件、「ゴミ焼き」6件と発生原因の半数以上が、屋外での火気取扱いを適正に行われていないため発生した火災であることが伺えます。空気が乾燥し風の強い日は、屋外における火気取扱いについて注意を払うことを呼び掛けていく必要があります。また、「放火」、「放火の疑い」が合わせて6件と多く、建物の周囲に可燃物等を置いたままにしないことも呼び掛けていく必要があります。

 

安芸高田市消防本部では、火災を未然に防止するために
  ・自宅の周りに燃えやすいものを置かない。
  ・空気が乾燥し風が強い日に「火入れ」を行わない。
  ・ストーブの近くに燃えやすいものを置かない。


       小さな気配りが、火災を防ぐことにつながります。
 
〇住宅火災の早期発見による逃げ遅れを防ぎ、被害の軽減を図るため、住宅用火災警報器の設置が

義務化されています。
  まだ設置していない住宅は、早期に設置をしてください。

 

             火災発生件数及び損害額

                               上段:件数、下段:損害額

 
平成30年
平成29年
比較増減
建物火災
11件 6件 5件

4,173

千円

10,560

千円

△6,387

千円

林野火災
2件 0件 2件

0千円

千円 0千円
車両火災
1件 1件 0件
48千円

6,096

千円

△6,048千円
その他火災
30件 11 19件

4,573

千円

296千円

4,277

千円

合 計
44件 18件 △13件

8,794

千円

16,952

千円

△8,158千円

死 傷 者 数

                                  単位:名
 
平成30年
平成29年
比較増減
死 者
△1
負傷者
 

出 火 原 因

 

 
平成30年
平成29年
1位
枯草焼き(17件)
不明(4件)
2位
ゴミ焼き(9件)
ゴミ焼き(2件)
3位
放火の疑い(5件)
火入れ(2件)

 

月別火災発生件数

                           
建 物 林 野 車 両 その他 合 計
1月 - - 0件
2月 1件 - 7件 8件
3月 3件 - - 3件 6件
4月 3件 1件 - 4件 8件
5月 - 1件 1件
6月 1件 1件 - 1件 3件
7月 - - 7件 7件
8月 1件 - - 6件 7件
9月 - - - 0件
10月 - - - 0件
11月 1件 - - 1件 2件
12月 1件 1件 - - 2件
合 計 11件 3件 0件

30件

44件

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