2022年01月20日 更新
令和2年救急業務実施状況
● 救急出動件数と搬送人員ともに減少
救急出動件数は1,329 件(対前年比155 件減、10.4 ポイント減)、搬送人員は1,273 人(対前年比162 人減、11.2 ポイント減)で救急出動件数、搬送人員ともに過去10 年間の救急出動件数、搬送人員で最少となりました。これは、新型コロナウイルス感染症に伴う自粛で人の活動が抑制されたことにより減少したものと考えられます。
救急出動件数の内訳を搬送の原因となった事故種別ごとにみると、急病が803 件(60.4%)、一般負傷が269 件(20.2%)、転院搬送が146 件(11.0%)などとなりました。
1 日の平均出動件数は3.6 件(前年4.1 件)であり、年間において市民約22 人(前年20 人)に対し1 人の割合で救急搬送したことになります。
(※令和2 年1 月1 日現在住民基本台帳人口28,479 人)
● 年齢区分別の搬送人員 約7 割が高齢者(65 歳以上)
搬送人員の内訳を年齢区分別にみると、高齢者が936 人(73.5%、対前年比74%)、成人が285 人(22.4%)、少年27 人(2.1%)、乳幼児が2.0 人(4.5%)などとなっています。
● 傷病程度別の搬送人員 約4 割が入院加療を必要としない傷病者(軽症)
搬送人員の内訳を傷病程度別にみると、軽症(外来診療)が530 人(41.6%、対前年比36.9%) 、中等症(入院診療)が693 人(54.4%)、重症(長期入院)が180 人(14.1%)、死亡31 人(2.4%)などとなっています。
● 熱中症による救急搬送は減少
5 月から9 月の熱中症による搬送人員は20 人(前年23 人)となり3 人の減少となりました。年齢区分別では、高齢者が最も多く15 人(75.0%、対前年比47.8%)、次いで成人3 人(15.0%)、少年2 人(10.0%)となりました。
● 新型コロナウイルス感染症傷病者(感染が疑われる傷病者)の救急搬送は無し
新型コロナウイルス感染症に感染した傷病者及び感染が疑われる傷病者の救急搬送はありませんでした。厚生労働省が示す「新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる患者」の要件に該当しない発熱(37.5度以上)を伴う傷病者の搬送人員は158 人(12.4%)でした。(急病、一般負傷、転院搬送、交通事故)
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搬送 人員 (人) |
救急事故種別件数(件) | |||||||||||
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転院 搬送 |
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2年 |
1329 | 1273 |
2 |
0 | 0 | 69 | 22 | 5 | 269 | 4 | 7 | 803 | 146 |
2 |
元年 |
1484 | 1435 | 2 | 1 | 1 | 92 | 18 | 10 | 271 | 3 | 7 | 934 | 142 | 3 |
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-155 | -162 | 0 | -1 | -1 | -23 | 4 | -5 | -2 | 1 | 0 | -131 | 4 |
-1 |
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