令和2年(2020)度当館企画展「博物館の30年と蔵出し至宝展」の展示品を紹介します。
今回は小島雪ソウ(山へんに青)筆「ツキノエ肖像画」です。
これは広島吉田支藩の藩士であった小島雪ソウが、明治期に入り描いたアイヌの首長の肖像画です。
なぜアイヌの首長の絵が吉田の地で描かれたのでしょうか?
その背景には蝦夷地におけるアイヌの蜂起、江戸における絵画文化、幕末における広島吉田支藩の動向などが密接に絡みあっています。ぜひ動画でお確かめください!